リノベーションに詳しい後藤さん

最終更新日 2024年2月26日 by sangaku

住宅を建築して30年ぐらい経過した場合や、中古住宅を購入した場合にはリノベーションをする人も少なくありません。
これは、リフォームとは少し異なります。
どちらも似ているような内容になりますが、価値を高めた状態にするのがリノベーションです。
ちなみにリフォームとは、質を新築の状態に戻すことを意味しています。
ここからわかることは、もしリノベーションをするならば新築の状態よりもさらに高い価値に仕上げなければならないと言うことです。

住宅の価値を高めておくメリット

価値が高まると言う事は、言い換えるならば仮にリセールをするときにそこまで価値が低い状態での売買になる事はありません。
将来的な投資と言う意味においても、住宅の価値を高めておくことは重要だと後藤 悟志は言います。
ただ、建築の素人が設計などを行ったとしてもうまくいくわけがありません。
当然価値のあるものにするためには数々のプロたちが入り込みます。
まず、ハウスメーカーや工務店などに依頼する場合でも、専門的な知識を持っているところにお願いをすることが必要です。
住宅建築を専門的に行っている所でも、新築住宅ばかりを建築しているところもあれば、住宅等をリノベーションすることを主な仕事としているところもあります。

リノベーションに関して知識や経験を持っている業者にお願いをする

当然ながら、普段からリノベーションに関して知識や経験を持っている業者にお願いをするのは間違いありません。
最近は、不景気になっているため建築会社のほうも少しでも自分たちの仕事を取るようにして必死になっています。
この時、普段やらないような仕事を引き受ける業者があるかもしれません。
そのため、依頼者側が相手と話をして引き受けてくれた場合でも、本当に実績があるのかを確認しておいた方が良いです。
実績がない建築会社は、最終的に納得をするものができない場合が多く、高い金を払っていたのに満足度が低くなってしまいます。
実績を見る場合には、ホームページ等を参考にした方が良いでしょう。
どれぐらいの実績があるのかそして可能ならばその建築会社が手を加えた住宅を見せてもらうのが1番です。

提案力があるかどうか

建築会社の選び方としてもう一つ重要なのは、提案力があるかどうかと言うことです。
建築会社は、可能な限り依頼者の依頼に基づいて建築をしていきます。
しかし、依頼者の依頼通りにしてくれないケースもあるでしょう。
代表的なことの1つは、法律に反する場合です。
リフォームやリノベーションをする場合でも、法律による制限が加わります。
いくら依頼者側の提案が素晴らしく受け入れてあげたいとしても、法律上問題がある場合そのまま建築をすることはありません。
この場合には、依頼者側の依頼をそのまま受けることができなくなってしまいます。
当然依頼者側としても、引き受けてくれなければがっかりするかもしれません。
しかし、もししっかりとした会社ならば様々な提案をしてくれます。
依頼した通りにはならなかったけども、納得できるだけの提案をしてくれるところは安心して任せて良いでしょう。
本当に腕のあるところは、より適切な方法で満足度の高い住宅建築をしてくれます。

相談会等に参加してみることが重要

この点に関しては、ホームページなどを見てもなかなかわかるものではありません。
可能ならば、相談会等に参加してみることが重要です。
相談会をしていない場合は、いちど見積もりを取ると言う形で話をしてみると良いかもしれません。
ちなみに見積もりに関しては、無料で行ってくれるところがほとんどです。
そして、見積もりをしたとしても絶対に契約をしなければいけないわけではありません。
業者によっては、見積もりの段階でしつこく営業をかけてくるところもあるかもしれませんが、そのような所と契約をすると後々面倒なことになる可能性が高いです。
依頼者側として気になるのは、どの程度の予算になるかでしょう。
建て売り住宅を購入する場合等と異なり、はっきりとした金額がホームページ上などに紹介されているわけではありません。
金額がハッキリしない理由は、その住宅によって相場が大きく異なるからです。
改築しやすい住宅とそうでない住宅もあり、それだけで料金が1,000,000円位変わってしまうケースもあるといえます。

【まとめ】どのレベルの資材を使うのかによっても異なる

また、どのレベルの資材を使うのかによっても異なるでしょう。
例えばフローリングならば、一般的に合板と呼ばれるものが利用されており、比較的安く手に入ります。
アパートやマンションそして普通の一戸建て住宅ではこのような素材が使われています。
しかし、本当にこだわりたいならば無垢材と呼ばれるフローリングを用意することもできるわけです。
これは合板に比べると3倍から5倍位の料金になるでしょう。
和室ならば、畳1つで安いものだと1万円台で購入することができます。
しかし本当に良い物を入れたい場合には100,000円以上します。
どのようなプランにするかにより、金額がずいぶんと異なるためホームページ上には明確な金額は載せられません。
そのかわり見積もりの段階で具体的に話ができれば、金額もはっきりするでしょう。