購入前にマンション管理を考える

マンション管理は新築の場合には、開発業者の関連会社がマンション管理を行う別会社を設立して、行うのが一般的です。

このため、購入時には一体であると考えて、マンション管理が適切に行われるのか、その費用は適切なのかなど検討を行う事はありません。

又、入居後もマンション管理に問題が無ければ、管理会社を変えようという動きは出てきません。

この理由から建設後一度も管理会社を変えてことがないマンションが70%を超えていると言われます。

マンション管理会社はその親会社である開発業者によって、大きく性格が異なります。

一番安定的であると考えられているのが、鉄道系の開発業者です。

それらの会社は、マンションの購入者をその鉄道の顧客として、長期に扱おうとする方針に沿って業務を行うので、マンション管理も比較的安定した品質を維持しています。

マンションの評判が下がると、その親会社の鉄道会社の評判が下がるので、それを避けるため、品質については安定的です。

一方、開発系と言われる開発会社は、土地を新たに購入し、マンションを建設します。

この系列のマンション管理会社は、販売会社が販売に力を入れるため、その品質については、入居当時は評判が良いのですが、年月と共に、次第に品質が低下していきます。

つまり、開発が終了すると、そこでのビジネスチャンスはなく、他の土地にビジネスの重点が移っていくからです。

その他の系列としては、土地を持っていた会社が売却をするためにマンションを建て、付加価値を付けて売ろうとしているものがあります。

この系列のマンション管理会社は、親会社の一部門として活動していることが多く、その品質については親会社の考え方ひとつです。

ビジネスとして考えているのか、販売に必要だから、形式的につけているのか、それによって、品質はバラバラです。

この系列のマンションを購入する時には、同じ系列のマンションがどのように管理されているのか確認する事が必要です。

 

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矢口敏和